山口先生のコンタクトお悩み相談所

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デイリーズトータルワンが「生感覚レンズ」と呼ばれるのはなぜ?

文房具やファッション用品、美容用品など、もののジャンルに限らず「良い」と評価されている製品は数多くありますが、人それぞれ行動の癖や好み、体質などが異なるため、他人が良いと評価するものが必ずしも自分に合うとは限りません。しかし、多くのユーザーに評価されているものは、やはりそれなりに性能が良いものであることも事実です。

コンタクトレンズに関しても同様です。目に直接入れるものだからこそ、「評判の良いものを使いたい」と考えている方がほとんどでしょう。多くのユーザーに評価されているものならば、性能や品質に問題がないと信用できるため、安心して使うことができます。

評判の良いコンタクトレンズと言えば、ユーザーに圧倒的な支持を受けている「生感覚レンズ」をご存知でしょうか?アルコン社が製造し、販売している製品「デイリーズトータルワン」を指しています。まるで裸眼のような快適な付け心地であるという特徴から、綾野剛さんの出演するテレビで生感覚レンズという表現が使われ、以降、アルコン社を代表するコンタクトレンズ製品になりました。

では、生感覚レンズという表現が使われるほど付け心地に優れているのはなぜでしょうか?その秘密を紹介します。

生感覚レンズと呼ばれる付け心地の秘密

秘密1:メーカー独自の技術スマーティアーズテクノロジー
フォスファチジルコリンという成分がレンズに配合されています。フォスファチジルコリンは、涙にも含まれている成分です。涙と調和することで涙の蒸発を防ぎ、うるおいが長持ちするため、乾燥に強いレンズとなっています。

秘密2:酸素を通すシリコーンハイドロゲル素材
酸素を通しやすいシリコーンハイドロゲルという次世代素材がレンズに使われています。従来の素材を用いたコンタクトレンズと比較して、およそ6倍の酸素が目に届きます。そのため、酸素不足によって生じる目への負担を防ぐことができます。

秘密3:含水率の異なる水分三層構造
異なる2つの含水率によってレンズが成り立っています。レンズの中央部は含水率33%と水分量を少なくすることで扱いやすくしています。そして、レンズの表面部は含水率80%以上と水分量を多くすることで、うるおいがありやわらかいレンズに仕上げています。

以上、独自技術と次世代素材、水分三層構造が生感覚レンズと呼ばれる付け心地の秘密です。使用した約90%以上のユーザーが、

・コンタクトをつけていないみたいに感じる
・目薬をあまり使わなくなった
・目の疲れを感じなくなった


などの感想を持っています。

そんな高性能のコンタクトレンズですが、性能が良いだけあり、値段も他のワンデー製品と比べて割高です。そこで、デイリーズトータルワンを買う時は、シルチカという価格比較サイトを利用してみてください。最安値で販売している通販ショップがランキング形式で掲載されています。

商品価格だけではなく、送料や手数料の有無が確認できる点も、こちらのサイトのポイントです。商品価格だけではなく、トータルで安価に買えるショップが分かります。少しでもお得に買いたい方におすすめです。

コンタクトレンズで違和感を感じる時は?

コンタクトレンズを使用している人は、違和感を感じることも多いのではないでしょうか?目に直接装着するアイテムなので、多かれ少なかれ違和感を感じることがあります。コンタクトのタイプによって症状も違ってくるので、見合ったケアをすることがポイントになるのです。ハードタイプを使っている人は、レンズの硬さから異物感を強く感じます。慣れないとゴロゴロしたり、痛くなることもあるでしょう。レンズ自体が硬いので初めて使う人は、少しずつ装着時間を長くしていくなどの工夫をしてみましょう。

ただしハードは乾きを感じにくいのが大きなメリットになります。ソフトタイプを使っている人は、乾きが大きな悩みになります。黒目を広い範囲で覆う形状のレンズなので、レンズ内の水分が不足すると乾いて違和感を感じるのです。柔らかくて付けやすいソフトですが、乾きが最大の敵なのです。目の渇きを感じたら放置せずに外して目を休めたり、コンタクト専用の目薬を使用してみてください。そのままにすると、気付かないうちに傷がついたり炎症を起こす可能性も出てきます。どちらもメリットはありますが、トラブルも少なくはありません。違和感解消のために、正しいケアで目を守ってください。

コンタクト使用で起こるアカントアメーバ角膜炎とは?

近年コンタクトレンズの使用者に増えている目のトラブルにアカントアメーバ結膜炎がありますが、危険な症状なので注意が必要です。このアメーバは川や沼、土壌や公園だけでなく水道水の中に含まれていることがあり、一般家庭の洗面所にも存在する可能性のあるものです。ソフトタイプのレンズは長期的に繰り返して利用することが想定された構造ではないため、何度も使ったり専用の洗浄液を使わずに水道水で洗うとレンズでアメーバが繁殖します。

ハードタイプは繰り返し利用できますが、こちらもこすり洗いが不十分なときに同じ状態になる恐れがあります。この状態のレンズを目に装着するとアメーバが角膜へ移り、角膜炎になる症状です。すぐに自覚症状を感じないことがあり、ゴロゴロとした違和感や目に強い痛みを感じて眼科に来院する頃には症状が進行している場合も多いです。特効薬が存在しないため、少しでも効果のある抗菌薬などを点眼し続けたり、角膜の表面を削って物理的に取り除くなどの治療になります。しかし、角膜に影響を与えて後遺症が残る懸念があり、安全な治療方法は確立されていません。前述したように適切ではない使い方が原因になるため、必ず使用方法を確認して厳守し、予防しましょう。

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